1型糖尿病患者を対象としたカーボカウントアプリの開発に関する記事が北日本新聞に掲載されました。

中條教授が研究代表者を務める「1型糖尿病患者を対象とした食事画像認識機能搭載型カーボカウントアプリの開発」(CARB-LIFEプロジェクト:https://carb-life.jp)に関する記事が北日本新聞に掲載されました。1型糖尿病患者さんは日々インスリン治療を行っていますが、それでも血糖変動の制御がうまく行かず、QOLが障害されている方々がいます。その解決策として、多くの患者さんがカーボカウント療法(摂取する炭水化物量に応じて計算したインスリン量を投与する)を実施していますが、負担も大きく、患者間や医療機関の間でも技量格差があることが問題となっています。当講座では、これらの課題解決の一助になればと思い、キュアコード株式会社(富山市)と共同で本事業を実施しています。現在、アプリの有効性や安全性を検証するための特定臨床研究を、富山大学附属病院(富山市)や国立国際医療研究センター病院(東京都)をはじめとする5つの医療機関共同で実施しているところです。

<掲載記事>

インスリン アプリで計算 1型糖尿病 食事画像で適正量(北日本新聞. 2023年11月8日掲載)