膵全摘術+自家膵島移植術後のQOL改善に関する論文が発表されました。

中條教授が国立国際医療研究センターの客員研究員として実施に携わっている膵全摘術+自家膵島移植術が患者QOLに与える影響について検討した論文が発表されました。この治療は重症慢性膵炎等に対して膵全摘術を行った直後に、糖尿病の重症化を予防する目的で摘出した膵臓から膵島のみを単離し、門脈内注入を経て患者に戻すという治療で、臨床試験もしくは先進医療として実施されています。本論文では、この治療を受けた患者ではSF-36で評価した項目のうち、「日常役割機能」、「全体的健康感」、「活力」が優位に改善していました。

<発表論文>

Takaki T, Chujo D, Kurokawa T, Kawabe A, Takahashi N, Ito K, Maruyama K, Inagaki F, Shinohara K, Ajima K, Yamashita Y, Kajio H, Yanase M, Hinohara C, Tokuhara M, Uemura Y, Edamoto Y, Takemura N, Kokudo N, Matsumoto S, Shimoda M. Quality of life after total pancreatectomy with islet autotransplantation for chronic pancreatitis in Japan. Islets. Apr 23, 2023, published online.

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/19382014.2023.2202092