東京大学での医療リアルワールドデータの利活用に関する実地研修へ研修生を2名派遣しました

学長裁量経費事業「医療データを利活用できる人材育成を目的としたリアルワールドデータ処理・解析に関する実地研修」において、関友和さん(初期臨床研修医)と牧俊人さん(大学院博士課程薬学専攻4年)の2名を、東京大学疾患生命工学センター医工情報学部門での実地研修に派遣しました。2名は、2023年3月13日〜17日の5日間に渡って、同部門の今井健准教授の指導のもと、東大病院に通院中の糖尿病患者の電子カルテデータから抽出されたデータセットを用いた医療データ処理・解析に関する実習を行いました。実習ではPythonを用いてSQL言語を操りながら回帰分析や機械学習を行い、認知症や悪性腫瘍の発症が予測できないか、というテーマにチャレンジされていました。最終日には成果報告会を行い、充実の研修期間を全うされていました。今後も、このような機会を作っていければと考えています。